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化粧品ODM/OEMコラム

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オリジナル化粧品で起業したい!起業までの流れについて

何か仕事を始めたいというとき、オリジナル化粧品での起業を考える人も多いようです。
性別を問わず、お肌の手入れや美しさを追求する時代。市場のニーズは十分にあるといえますし、ODM/OEMなどを利用すれば、本格的な設備や専門的な知識がなくても製造・販売も行えます。
では、オリジナル化粧品での起業は、具体的にどのような流れで取り組んでいけばよいのでしょうか。オリジナル化粧品で起業する流れについて説明します。

オリジナル化粧品での起業前の準備

「オリジナル化粧品で起業したい」と思ったら、次のような準備が必要です。

オリジナル化粧品のターゲットやコンセプトを決める
最初に考えたいのが、ターゲットやコンセプト設定です。
これはオリジナル化粧品に限らず、どんな製品や商品を作るときにも欠かせないこと。
誰に対して、どんな悩みが解決できる化粧品を届けたいのか、販売する年齢層や悩みなど、ターゲットやコンセプトを明確にすることで、作りたい化粧品を具体化していきましょう。

例えばご自身が50歳で「加齢によるシワのせいで気持ちが沈む」という悩みを抱えているとしましょう。
そして、その悩みを解決する化粧品を作って売りたいと考えているとします。
その場合、ターゲットは50歳以降、コンセプトは「シワを目立たなくして毎日を明るく過ごせる化粧品」というように考えることができます。
但し、すでに似たような化粧品が販売されている可能性もあります。その場合は、他社との「差別化ポイント」を考えることが必要です。それは、「効果効能がある特徴的な原料」なのか、「地域特産の原料」なのか、「今までにない様な使い心地」や「スポーツなど、特定の使用シーンに特化したもの」なのか、色々な視点で考えることが可能です。

「こういう化粧品はほかにもあるよね」ではなく「こういう化粧品が欲しかった」と言ってもらうためにも、ターゲットやコンセプトの設定とそれに続く差別化ポイントの設定は、重要なステップです。

製造方法について検討する
次に、作りたいと思った化粧品をどんなふうに製造するのか、その方法を検討してみましょう。

例えば個人で起業するのであれば、製造のための機器を揃えることは費用的にも場所的にも難しいと言わざるを得ません。
化粧品の中身を作るだけでなく、容器も用意しなければなりませんし、パッケージのデザイン・印刷、包装といった作業もこなさなければなりません。

そういったことをふまえると、製造を委託することは選択肢のひとつ。
自分の思いを実現するための製造方法について、しっかりと考えてみてください。

化粧品製造販売許可証を取得する
化粧品を製造して販売するにあたっては、許可証を取得する必要があります。
製造だけを手がけるなら「化粧品製造業許可」、製造した製品の販売もするなら「化粧品製造販売業許可」を都道府県知事に申請しなければなりません。
申請から許可までには、おおむね2カ月ほどの時間が必要とされていますし、申請のための要件も設定されています。

例えば、化粧品製造販売業の申請にあたっては、「総括製造販売責任者」を置くこと。
統括製造販売責任者として認められるのは「薬剤師」「高校や大学で薬学や化学の専門課程を修了している者」「高校や大学で薬学や化学の科目を修得後、化粧品の品質管理又は製造販売後安全管理に関する業務に3年以上従事している者」のいずれかです。

要件を満たすのが難しい場合もあるかと思いますが、そのような場合は、ODM/OEMメーカーに製造を委託することで、ご自身で取得する必要はありません。

オリジナル化粧品の製造・開発の流れ

次に、具体的にどのようにオリジナル化粧品を製造・開発していくのか、その流れを確認しておきましょう。
なお、ODMの場合は企画段階から委託企業も参加しますが、OEMの場合は企画には関わりません。

ヒアリング
どの年代層をターゲットにしているか、予算はどのくらいか、納期などについて、ODM/OEMメーカーからヒアリングを行います。
思い描いているイメージが実際に実現可能なのか、どういったプランであれば実現可能なのか、ODM/OEMメーカーと販売会社の間で、プロジェクト全体の認識を合わせていく工程になります。

企画開発・サンプル提案
ヒアリングを通して、作りたい化粧品について具体化できたら、実際にどんな成分をどのくらい調合すればいいのかといった開発作業に移ります。

企画開発は、オリジナル化粧品の品質や価値を左右するステップといっても過言ではありません。
サンプルが提案されたら、成分の組み合わせ、使い心地、香りなどを丁寧にチェックし、疑問や不安が出てきたら、企業の担当者と話し合いながら解消していきます。
遠慮したり妥協したりせず、意見交換をすることが大切です。

処方開発・包材設計
サンプルにOKを出したら、具体的な処方の開発や包材の設計に進みます。
商品名も含め、容器やパッケージデザインについての検討するのも、このステップです。

商品名について考えて調査する、消費者の目をひきつけるデザインについて考えるなど、専門的な視点も必要となります。

ODMの場合、担当者にアドバイスをもらいながら進めていくのもよいでしょう。

生産・品質管理
いよいよ、化粧品の生産が始まります。
化粧品では品質管理をすることが必要不可欠です。
ODM/OEMメーカーではしっかりとした品質管理を行って製造を行うことがほとんどです。

流通・販売
いよいよオリジナル化粧品を流通、販売させる段階です。
ご自身に合った方法で、オリジナル化粧品を広めていきましょう。
ドラッグストアなどの店舗で販売するのか、ECをメインとするのか、製品の特徴にあった流通・販売方法を選ぶことが大切です。

オリジナル化粧品で起業するときの流れについては、イメージいただけたでしょうか。
起業は個人でもできます。ただ、自分ひとりですべてを手がけようとすると、手間や費用だけでなく、精神的な負担がかかってしまうことも確かです。
せっかく思いついた化粧品のアイデアを無にしないためにも、ODM/OEMの利用も検討しながら、起業の準備を進めてみてください。

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