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化粧品ODM/OEMコラム

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化粧水のODM/OEM製造の流れや化粧水の種類

スキンケアの必須アイテムである化粧水。
肌のタイプや年齢によって幅広いニーズがあり、ODM/OEMでの製造も可能です。
では、実際にはどのように依頼し、どのような流れで商品化されるのでしょうか。
「具体的なことは、よくわからない」という声も聞こえてきます。
思い通りの化粧水を作るためにも、ODM/OEMでの化粧水作りについて理解を深めておきましょう。

化粧水に求められる要素

はじめに、化粧水にはどんな要素が求められているか、化粧水に必要とされているものについて確認しておきましょう。

化粧水の役割は、肌に水分を補うことです。
わたしたちの皮膚からは、常に水分が蒸発しています。
そのほか、クレジングや洗顔、入浴によっても水分は失われていきます。
肌から水分が失われると、ツヤやハリがなくなりつっぱった状態になるだけでなく、皮膚がガサガサしてむけてしまったり、かゆみが生じたりすることもあります。
皮膚は外部の刺激から身体を守る大切な働きをしますが、その機能が十分に果たせなくなってしまいます。
そこで、失われた水分を外側から補給するのが化粧水というわけです。

そのほか、肌のキメを整えやわらかくする、皮脂の分泌を整える、さらなる保湿をする、汚れを拭き取るなどの効果が求められることもあります。
使用感という観点からいえば、毎日心地好くケアできること、香りのよさなども、考えておきたい要素です。

ODM/OEMで製造できる化粧水の種類

化粧水は、成分や用途によってさまざまにタイプ分けができます。
ODM/OEMで製造できる代表的な3つの化粧水について見ていきましょう。

柔軟化粧水
一般的に「化粧水」というときには、柔軟化粧水と考えて差し支えありません。
柔軟化粧水の役割は、肌に適度な潤いを与え、柔らかくほぐすこと。
これだけでも健康的な肌をキープすることに役立ちますが、その後で使用する美容液やクリームの効果を高めるという役割も担っています。
「導入化粧水」と呼ばれるものも、カテゴリーとしては一般化粧水です。
また、ひどい乾燥や肌荒れなど、肌のタイプや状態に合った成分を含むものもあります。

収れん化粧水
収れん化粧水の「収れん」には「引き締める」という意味があります。
その意味通り、収れん化粧水は、開いた毛穴を引き締めて、皮脂や汗の分泌をコントロールする作用を持たせた化粧水のことです。
もちろん化粧水本来の役割である水分補給効果も兼ね備えていいます。
ただ、収れん化粧水の効果を求めるのは、過剰な皮脂の分泌によるギトギト感やニキビなどのトラブルに悩まされている人が中心です。
どちらかというと、保湿力よりも皮脂のコントロールに重きを置いた処方のものが多いかもしれません。

ふきとり化粧水
肌に潤いを与えながら、洗顔では落としきれなかった汚れ、古くなった角質などを取り除いてくれるのが「ふきとり化粧水」です。
直接手にとってつけるのではなく、コットンなどに適量を含ませて拭き取るという使い方をします。
すっきりとした使用感が特徴で、柔軟化粧水や収れん化粧水と併用して使われるケースも。

化粧水のODM/OEMの流れ

では、実際にODM/OEMで化粧水を製造する流れについて見ていきましょう。
なおOEMの場合は、発注者の依頼を受けて製造だけを行います。

最初に決めるのが「どのような化粧水を作りたいか」という企画です。
化粧水のおおまかな種類はお伝えした3種類ですが、「普通肌」「脂性肌」「乾燥肌」など肌のタイプはさまざまですし、「ニキビ」「赤みやシミ」「シワ」など、悩みも人それぞれです。
年代によっても、化粧水に求める要素は異なります。

どのような層をターゲットにして、どんな化粧水を作りたいか、きちんと言葉にしてみましょう。
その際、自分たちが掲げる理想も大切ですが、それ以上に「ニーズがあること」が重要です。
どんなに品質に優れた化粧水を作り上げたとしても、ニーズがなければ購入してもらえません。

使いたい成分、その効果、ブランドイメージ、使いたい容器やパッケージ、製造数や予算、製造後の販売方法といったことも含め、ODM/OEMメーカーに伝えることをまとめていきます。
目的は、お互いが製造する化粧水についての具体的なイメージを共有することです。

企画ができたら、ODM/OEMの担当者と打ち合わせに入ります。
コンセプト、原料、費用、納期など、メーカー側からの意見や提案をしてくれることもあるので、ひとつひとつ検討しながら話を進めていきましょう。

双方が製造イメージを共有できたら、ODM/OEMメーカーは、試作品の製造に着手します。
出来上がった試作品は提出してくれるので、見た目、手に取ったときの感触、香り、肌につけたときの使用感などが自分たちの企画にそったものかどうか、確認してください。
「もう少し香りを弱くしたい」「とろみをつけたい」「肌につけた後の爽快感がほしい」など、要望があれば具体的に伝え、再度試作品を提出してもらいます。

企画にそった試作品が完成したら、処方の決定です。
使う原料も決まり、正式な見積もりが提示されるので、OKであれば契約に進みます。
その後は品質管理を徹底し、責任をもって製造された化粧水が、納品されるという流れです。

化粧水はスキンケアの基本アイテムです。
肌のタイプや年齢、用途に合わせて数多くの製品が出回っています。
その中で手に取ってもらえるように、ターゲットをしっかり定め、ニーズを的確にとらえた化粧水を作りあげましょう。
ここでは、そのための基礎知識をお伝えしまた。
どうぞODM/OEMでの化粧水作りの参考にしてください。

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