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化粧品ODM/OEMコラム

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化粧品の容器デザインを工夫! 商品をより魅力的に見せるには

化粧品販売では、バルク(中身)の品質もさることながら、容器の形やデザインも売り上げを左右する重要な要素です。
さまざまな商品が並ぶ中、容器デザインでぱっと目を引くことができれば、手に取ってもらえる確率が格段に高まりますし、気に留めてもらうきっかけにもなります。
いかに商品を魅力的に見せるかは、容器デザイン次第。この記事では化粧品製造での容器のデザインについて説明します。

化粧品の容器デザインを魅力的にする方法

化粧品の容器デザインを魅力的にするためのポイントは、次のようになります。

ストーリーやコンセプトをしっかり作る
まずは、製造する化粧品にまつわるストーリー、製造するコンセプトをしっかり作ることです。
これは、容器デザインに限らず、化粧品製造をするにあたっての大前提です。
どうしてこの化粧品を作ろうと思い立ったのかのオリジナルストーリー、原材料へのこだわりなど、コンセプトが明確になればなるほど、化粧品の持つ世界観が浮き上がってきます。
その世界観を具体的に表現するのが、容器やパッケージであり、ブランディングです。

ターゲットに合わせたパッケージにする
ストーリーやコンセプトにも関連しますが、売りたいターゲットも明確にし、そのターゲットの心に響くパッケージやデザインにすることも大切です。

例えばシニア層の場合は、高級感を演出したものが好まれるかもしれませんし、若い世代の場合は、高級感よりも、持ち歩きたいかわいらしさが購入のポイントになるかもしれません。
ターゲット設定では、年齢、性別、職業、家族構成、ライフスタイルなどから特定の人物像を作り上げることも方法のひとつ。
具体的な人物像を作り上げることで、製造メンバーがターゲットを共有しやすくなります。
そうすれば、パッケージやデザインの方向性もおのずと定まってくるはずです。

ターゲットに関しては、年齢に限らず、肌のタイプや悩み事で分類するのも方法のひとつです。

販路に合わせたパッケージにする
どのような販路で商品販売をしていきたいかも考え、それに合ったパッケージを考えていきましょう。

例えばドラッグストアやバラエティショップのように、自由に手に取れる商品の中から消費者に選んでもらうコンシューマー系で販売するか、インターネットショップ(EC)で売っていくか、それとも百貨店でよく見られるように、アドバイスをしながら対面での販売をしていくか――。
それ以外にも、訪問販売、美容院やエステで販売するなどの方法も考えられます。

どのような売り方をするかも、容器デザインを考えるうえで外すことのできない要素です。

通販に対応したパッケージ
通販の場合、以前は届けた品が直接手渡されていました。
しかし近年は、メール便などポスト投函で届ける通販会社が増えています。
製造した化粧品を、通販で販売しようと考えているのであれば、ポスト投函に対応した、購入者の手に届けやすい容器やパッケージを選ぶことも検討してみましょう。

ポスト投函ができれば配送料金や梱包資材など経費削減ができますし、購入者にとっては不在でも商品が手に届くというメリットがあります。再配達の連絡も不要です。

ひとつ気をつけたいのは、ポスト投函の需要増加に伴って容器メーカーも対応できる容器を増やしてはいるものの、通常の容器に比べると、選択肢が狭まってしまうというデメリットもあります。
しかし、そのデメリットはデザインでアピールするといった工夫ができます。

化粧品の容器デザインの流れ

ところで、化粧品の容器デザインは、どのようにして考えていけばいいのでしょうか。

パッケージデザインは化粧品の「販売元」が作成するのが一般的です。
パッケージは商品の世界観やコンセプトを伝える、化粧品の「顔」ともいえる部分。妥協せずに作りこんでいくことが大切です。
パッケージデザインを専門に行っているデザイン会社もありますので、社内でデザインが行えない場合は、力を借りてみるのもおすすめです。

ここでは、パッケージデザインを作成する上で、デザイン会社と相談する場合の流れについて説明します。

ヒアリング
はじめに、製造する化粧品のコンセプト、ターゲットについてデザイン担当者のヒアリングがあります。
ここで伝えたいのは「化粧品の容器デザインを魅力的にする方法」で考えた内容です。
細かくやり取りをしながら、共有すべきことを共有していきます。

コンセプト・方向性の決定
ヒアリングがすんだら、容器デザインのコンセプトや方向性について話し合います。
どのようにすれば化粧品の強みや特性を表現できるか、具体的なデザインに入る前の重要な段階です。
ラフスケッチや具体的なイメージの伝わる資材や素材があると、話がスムーズに進みます。

デザイン作成と提案
上記の話し合いがすんだら、デザイン案の作成と提案になります。
デザイン担当者の意図も確認しながら、双方で検討を重ねていきましょう。
特に修正点がなければデザインについては終了です。
依頼側に何か希望があれば、デザインを手直しして、ブラッシュアップします。

デザインの微調整
デザインの微調整やブラッシュアップをして、再度、デザイン案が提示されます。

デザイン決定
決定したデザインを化粧品ODM/OEMに提出します。化粧品ODM/OEMにて、提供されたデザインに合った容器を提案します。提案された容器に納得すれば、ODM/OEMにて容器を発注し製造に進みます。

リリース
製造された化粧品がパッケージされリリースされ、できあがった化粧品が手元に届きます。ここまできたら、いよいよ販売です。
開発・製造した化粧品を流通させていきましょう。

化粧品の容器デザインについて、その重要性や考えるポイント、デザイン会社に依頼した場合のおおまかな流れについてお伝えしました。
大切にしたいのは、製造する化粧品のコンセプトやターゲットを明確に設定し、製造に関わる全員が共有できるようにすること。その共有イメージが具体的であればあるほど、デザインにも活かしやすくなります。
ぜひ記事の内容を参考にしながら、容器デザインを検討してみてください。

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